CARBON製品制作へのこだわり
高価な材料の”CARBON”パーツがスーパーカーやモータースポーツの世界、飛行機などに使われていることを耳にしたり目にされたりしたことがあると思います。
CARBON材はとても軽量で強度のある材質ですので軽さ、コンマ0.01秒を求めるレーシングカーや飛行機に利用されているのはこういった理由からです。
実際、レーシングカーや飛行機などで使用されているCARBON材は、DRY CARBON(ドライカーボン)といい、製造に窯の中で長時間焼き続け完成します。その労力を必要とするコストのため費用がかかる超高級素材になります。
こうしたDRY CARBONで整形したものは残念ながら市販できるような価格ではなく、焼かない工法のウエット式CARBONを採用し、市販できる状態のものを製造してます。これにより市販化を可能にしております。しかし、ウエット式も高級素材です。
一般車両へのCARBON製品化には、美観の部分で違う課題が生まれます。CARBON製品には、CARBON材の独特な黒色合わせ目が織りなす美しさがあり、自動車部品の形状に成型された時には見るものを魅了するオーラを発します。
製品への制作上の拘りはここにあります
レーシングカーや飛行機の場合は、CARBONを使用した場合にも本体色に表面を覆ってしまいがちです。この為、少々合わせ目がよれたりしても成型上隠れますが、逆に一般車両向けに成型するカーボンでは、表面が見える観点から、規則正しい配列で流れるように組まれた表面の美しさまでもが製品の価値になります。KABO1 SPORTSでは、この表面の美しさを商品の価値として考えてその成型に拘りを持ち制作をしております。
また、一部の車好きのお客様ではご存知の方がいらっしゃいますが、カーボン材は、通常のFRP材とは異なり、素材自体にも硬さがございます。それが故に素材の反発力とのバランスから成型が難しく、表面上の美観との事が重要となる為、成型は難易度の高いものであります。
またこのカーボン材は、成型時の素地では、ドライカーボンのような乾いた見た目です。しかし、
紫外線からの影響を受けやすく、紫外線の照射時間が多い場合に表面の黒色が曇り白っちゃげて変化してしまいます。それを良しとしてご理解をいただいているお考えの車好きの方も多くいらっ社いますが、綺麗ではないという印象を受ける方もおりますので、弊社では通常に成型しできた製品にクリア色塗装までも施した状態で完成をさせております。
皆様には、美観に優れたKABO1 SPORTSマテリアルマインドの拘りをお届けしております。